ベタ・タエニアータは、ボルネオ島西南部、マレーシアのサラワク州南部と、
インドネシアの西カリマンタン州に分布する、ピクタ・グループの中型種です。

　本種は丘陵地帯の清浄な湧水が流れる細流に生息しています。

　ワイルドベタにしては丸みのある体型で、発色すると身体はオレンジ味のある色合いで、
尾ビレとシリビレの縁取りは、美しいライラックブルーに彩られ、
エラブタがメタリックグリーンに輝く美しい種類です。
　その丸みのあるフォルムと鮮やかな色彩は、何やらワイルドベタというよりアピストを思わせます。

　水質は中性から弱酸性まで幅広く適応しますが、清浄な水質を好みますので、
水質の悪化にはご注意くださいね。

　ベタ・タエニアータを求めて！

ベタ・タエニアータの棲む清流です。ブセファランドラが青々と茂っています。


採集したベタ・タエニアータです。うっすらと赤みのある体色をしています。


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